新元号は「令和」に決定いたしました。
「令和」は「万葉集」の梅の花の歌32首の序文からの引用です。
奈良県の明日香村にある奈良万葉文化館は万葉集の資料や富本銭、遺跡などが展示されているている総合文化施設です。「令和」は中西名誉館長が考案したのではないかという事でも話題になっています。
新元号が発表された今、万葉集を学びに万葉分館に出かけてみてはどうでしょうか?
駐車場の料金や入館時の料金や、ランチの事を知ってから万葉文化館へ。
▼目次
万葉文化館は古代文化に関して興味や関心を持ってもらい、楽しみながら学ぶことが出来る拠点として平成13年9月15日に設立されました。
施設内には万葉集を中心として古代時代の生活が復元された展示があったり、万葉集に関する資料などがありそのような情報を提供してくれる図書・情報サービス機能(万葉図書・情報室)などがあり、万葉集を中心とした総合文化拠点です。
また施設内には遺跡をそのまま残した場所もあり、万葉文化館は遺跡を共存している施設でもあります。
万葉文化館に来るまで来た場合は、駐車場は無料になっています。
普通自動車なら110台近く止めることが出来ますが、お昼が近づくとランチのカレーを食べにくる方が多く、110台ある駐車場もすぐに埋まってしまいます。
そのため、10時の開店と同時に来るのがいいと思います。
万葉文化館への入館も無料です!
古代の生活が復元された一般展示室や発掘された出土品などを見ることが出来る特別展示室は観覧無料となっています。
特別展示室では富本銭なども紹介されています。
万葉集の歌をモチーフにした絵画が展示されている日本画展示室への入場のみ有料となっています。
大人:600円
学生(高校生・大学生):500円
子ども(小学生・中学生):300円
新元号の「令和」でも使われた万葉集について学ぶことが出来ます。
「万葉集を読む」と題されたこのイベントは毎月開催されており、当館研究員が万葉集を毎月数種取り上げ、丁寧に読み解いてくれるイベントです。
「万葉集っていったいどんな歌集?」
「古典文学は難しいのでは?」
と重られている方も気軽に参加できるイベントですので、この機会に一度聞いてみてはどうでしょうか?
「日本書紀を読む」というイベントには講師の方を迎えて、万葉集同様に日本書紀を丁寧に読み解いていきます。
こちらも「万葉集を読む」イベント同様に誰でも自由に参加が出来るので気軽に参加できます。
またこの「日本書紀を読む」イベントは2019年にリニューアルされたばっかりで万葉文化館の新行事としても大変注目を浴びています。
現在4/6~6/9までの間、にぎあいフェスタ万葉というイベントが実施されています。
このイベントでは、「万葉首を読む」「日本書紀を読む」はもちろんのこと、近代美人画や万葉日本画がギャラリーにて展示・紹介されています。
その他、音楽ブースも活発で万葉言の葉の歌、弦楽カルテットなど春のコンサートも開かれていて、万葉文化館が一層盛り上がります。
万葉文化館へのアクセスは車で来るのをおすすめします。
車で来ると無料の駐車場があるので、駐車代を気にせず、また時間も気にせず楽しむことが出来ると思います。
駐車できる台数は110台とそれなりの大きさがありますが、昼頃には埋まってしまって入れなくなる可能性もあるため、早めに来るのがいいかもしれないです。
観光が目的なら自転車を借りてレンタサイクルで来るのもいいかも。
飛鳥では自然環境維持等の理由であちらこちらでレンタサイクルを実施しているところがあります。
時間に余裕があり観光もかねているならそこで自転車を借りていろんなところを探索すると楽しいです。
レンタサイクルには数に限りはありますが電動自転車も完備しています。料金は以下の通りです。
普通自転車:900円(平日)
1,000円(土日・祝祭日)
電動自転車:1,500円(一律)
原付バイク:2,000円(一律)
どれも一日当たりのレンタル代金になっています。飛鳥レンタサイクルのHPに割引クーポンもあるのでお試しください。(飛鳥レンタサイクルHP)
ランチは万葉文化館の隣にある「カリオン」で食べてはどうでしょう?
万葉文化館で万葉集の事を学んだあとは、すぐ隣にある「カリオン」でランチを食べるのがいいです。
カリオンは万葉文化館から20mしか離れておらず、駐車場も同じ駐車場を使うので移動が楽です。
ここのカレーは具が多くとても評判でいろんな雑誌に載っていたりします。席が20席ほどしかなく、昼にはほとんどの席が埋まっている状態になってしまいます。
少し早めに来て早めのランチをしてもいいかもしれません。
「カリオン」でおすすめのランチは明日香野菜カレー(900円)がおすすめです。
具が「これでもか!」というぐらいとても多く入っていて、食べ応え十分なカレーになっています。
野菜が想像以上よりも多く入っていて、カレーと一緒に食べるととてもマイルドな味になり食べやすいです。
カレーの辛さも「すごく辛い!」というほどでもなく、辛さが苦手な人でも食べやすいカレーかと思います。
明日香に来たら一度は食べてみてもいいかもしれません。
万葉文化館は
・駐車場が無料
・万葉集に触れ合えるイベントがたくさん
・アクセスは車かレンタサイクル
・ランチはカレーがおすすめ
となっています。
奈良県内に住んでいて、すぐに来れる人は車で来てもいいかと思います。
遠方から来る人は自転車をレンタルして、歴史が多く残っている明日香を観光してもいいかもしれません。
奈良県立万葉文化館ではいろんなイベントも行っているので、イベントに来るついでに歴史について学ぶのもいいかもしれませんね。無料なので。