毎年4万人以上の人が熱中症で緊急搬送されています。
熱中症とはどんな症状なのか?
室内でも起きる熱中症、応急手当の仕方、予防、対策法などまとめてみました。
熱中症しっかりと対策をしておかないと死につながります。熱中症対策をしっかり行い、暑い夏を乗り越えましょう!
▼目次
熱中症とは、暑さや温度に体が上手く順応せず体温が非常に高くなった状態の事を表します。
熱中症は一般的に炎天下の下で起きやすいといわれていますが、エアコンを使用している室内でも熱中症の症状が出ると言われています。
熱中症の約40%も室内で熱中症になっているという研究結果も出ています。
エアコンの最適温度は28℃です。
室温が低すぎても汗が出にくくなり体温を下げることが出来なくなります。
また湿度も75%を超えてしまうと熱中症にかかる可能性が高くなってしまいます。
夏場のエアコンは、上手く使わないと熱中症発症リスクを上げてしまう結果になってしまいます。
水分を取らない人は体温調節が機能しません。
室内にいるからと言って水分を取らずにいると汗が出なくなり、熱中症にかかってしまいます。
・めまい
・けいれん
・体がだるい
・体の痛み
・吐き気
・頭が痛くなる
上記のような症状が現れたら、まずすぐに日陰で休んで水分を取るようにしてください。
水分をしっかり取り日陰で休むことで体温を下げ症状を和らげます。
・症状が治まらない。
・意味不明な言動をする。
・意識がもうろうとする。
・体温が極端に高い。
こんな場合はすぐに病院に行ってください!この症状をそのままにしてしまうと大変危険です。
「これはおかしい。何か変」と思ったらすぐに病院へ行くようにしましょう。
日陰やクーラーが付いている部屋に移動しましょう。
炎天下の下にいると意識がもうろうとなってしまいます。熱中症かもしれないと感じたらすぐに涼しいところに移動することが大事です。
熱を放出させるために身体を冷やしてください。
首やわきの下、太ももの付け根を冷やすとすぐに熱を下げることが出来ます。太い静脈が通っているところを冷やすと効果的です。
意識があるようなら水分を取らせてください。
しかし嘔吐をしている時や、意識がもうろうとなっている時はのどを詰まらせる場合があるので水を飲ますのは控えてください。
水分を取るときはスポーツドリンクや経口補水液が効果的です。
熱中症対策には水分補給が一番です。
のどが渇いていなくてもこまめに水分を取るようにしてください。水分を取ることで汗をかき熱中症になりにくくなります。
スポーツドリンクや経口補水液は水分補給をスムーズに行なえ、塩分を摂取できるのでオススメです。
出来るだけ日陰を歩くようにしましょう。
直射日光を浴び続けると体温を上げ続ける結果になってしまいます。
少しでも涼しくいるためにも日陰を歩くことは大事です。
「通気性」「吸湿性」「速乾性」がある服装を心掛けましょう。
通気性の良い服装を着ることで涼しい風を肌で感じることが出来ます。
また吸湿性速乾性がある服装なら汗をかきやすくなり熱中症のリスクを下げることが出来ます。
日傘や帽子で直射日光を浴びないようにしましょう。
外に出かける時やスポーツ観戦時には日陰が無い場合があります。
その際は日傘や帽子で直射日光を浴びないようにするのが効果的です。
冷却シートや水を含ませたスカーフなどで身体を冷やしましょう。
太い血管が通っている首元やわきの下などを冷やすと効果的です。
熱中症は室内でも発症します。「少し体が変だな」と思ったらすぐに休むようにしてください。
こまめや水分補給日陰を通ることや日傘や帽子で暑さを和らげ、暑い夏を乗り越えましょう!