幼稚園、小学校、中学校で一度は役にあたってしまうPTA。
時には家庭をも崩壊させてしまいます。
一体PTAってどんな活動をしているのでしょうか?学校との関係はどうなのでしょうか?
今回はそんなことが気になったので調べたものをまとめさせていただきました。
▼目次
「PTA」とは、学校(学校教育法(昭和22年法律第26号)第1条に規定する学校[8](大学を除く。)をいう。以下同じ。)に在籍する幼児、児童、生徒若しくは学生(以下「児童生徒等」という。)の保護者(同法第16条に規定する保護者をいい、同条に規定する保護者のない場合における里親(児童福祉法(昭和22年法律第164号)第27条第1項第3号の規定により委託を受けた里親をいう。)その他の文部科学省令で定める者を含む。以下同じ。)及び当該学校の教職員で構成される団体又はその連合体をいう。
(引用:PTA・青少年教育団体共済法)
PTAとは社会教育法分布に伴い、同法に規定する社会教育関係団体としての取り扱いをうけています。
社会教育関係団体の定義をじっくり読むとわかりますが、社会教育関係団体であるPTAは、あくまでも自主的、民主的に運営される団体という事がわかります。
自主的とは言いながらも、学校から強制的にやらされたり、やりたくもないのに仕方なくやる、仕事をしているのにやらされる。などといった形が非常に多く、最近PTA活動について反対や廃止の意見が出てきているのも事実です。
PTAの役員の決め方は学校によって様々ですが、なりたい人がなる立候補制や学校から学年名簿を渡され、無記名で投票する投票制が多いようです。
先ほども少し話させていただきましたがPTA活動について廃止の意見が出ています。
「PTAの活動には極力関わりたくない」
「PTA活動のせいで家庭崩壊した」
などPTA活動で、日常生活に支障をきたす場合もあるようです。
中には仕事をしているにもかかわらず、PTAの役が回ってくることもあります。
では一体PTAに当たったらどんな活動をするのでしょうか?
PTA活動費の会計
他校がらみの会議出席
地域がらみの会議出席
卒入学式の補助「広報委員」
PTA誌の発行
イベントや新規導入した設備などの紹介。
運動会等イベント時のパトロール
美化活動のお手伝い
ベルマーク集め
通学路の危険個所をとりまとめ
行政に問題を改善するよう申請
登校班の編成
先ほどからお話ししている通り、PTAは保護者が自主的に組織し運営する任意団体です。
自主的かつ任意団体ですので、法的な縛りも無く自分たちだけで作った規約の範囲内で自由に運営しています。
学校は教育を推進するために校長などを中心として、教職員などで組織化された公の教育機関です。
公の教育機関ですので当然、法的に活動し、「学校教育法」などの法律に基づいて運営することになります。
したがってPTA活動と学校の教育活動は全く別の団体であり、区別しなければなりません。
全く別の団体ですが、お互い理解協力し合わないといけません。
PTAは学校に対し、積極的に協力し、学校と相反した行動をしてはいけません。
また学校も保護者に学校の考えをしっかりと示し、理解を得る努力を示さなければなりません。
教職員には保護者と密に連携し、地域社会に貢献できる活動をしなければなりません。
保護者と教職員がそれぞれの立場を理解し、話し合える場をしっかりと設け
お互いの信頼関係を作り上げていく必要があります。
保護者と教職員が上手く連携が取れていないと子供の成長を妨げる原因となる可能性があります。
保護者と教職員がお互い理解協力し合い子供の成長のために、お互い良い関係を構築していく必要があります。
そうはいっても教職員だけでは大変な仕事を、保護者に回すのはどうかと思う。
このように調べたものを私なりに簡単にまとめてみました。
PTAにあたった場合、教職員と協力し合いながら本部役員や環境委員としての活動をしないといけないのか。
って考えると家庭を崩壊させてしまうのもわかります。
学校側ももう少し工夫が出来ないものか。もう少し保護者の気持ちも考えろ。って思ってしまいます。